さわやかな風が、いつも心に吹きますように
鬼が来た
2006年02月04日 (土) | 編集 |
保育所や幼稚園では、季節ごとの行事になぞらえて、催し物がたくさんある。
節分もその一つ。
そして、大抵どこの保育所や幼稚園でも多分行われるであろうと思われる、先生が扮した「鬼」の襲来。
カンチが通う保育所でも、例外ではありませんでした^^;

節分の何日も前から、いつもと同じように紙芝居や絵本の読み聞かせの中に、節分関係のお話や、鬼関係のお話が多くなる。
子ども達に、少しずつ刷り込んで行くのだ。
悪い鬼をやっつけて、保育所に平和を取り戻そう!悪い鬼に保育所を乗っ取られてなるものか!保育所は僕達が守るんだ!と言わんばかりの気迫で、鬼を退治しようと、もう何日も前から子ども達は興奮しまくりで。
特に豆まきの行事がある前日は、カンチも興奮していろんなお話をしてくれ、中々寝なかったもんです。
「泣いた赤鬼」のように怖い鬼も泣くかなあとか、ウルトラマンに出てくる怪獣のような大きな鬼だったら勝てないとか、子どもの想像力は本当に楽しい。

そして、当日。
この日に限って、保育所では外遊びはせず、全年齢児がフロアで遊んでいるまさにそのとき、鬼がやってくる。
前以て、子ども達は鬼退治の豆を握りしめてはいるんだけど、さー今から鬼さんがお部屋に入ってきますよと言うようなアナウンスはないので、本当に唐突だ。
そんな鬼の襲来に、何が起こったのか気持ちの付いて行かない子ども達は、それはそれは大騒ぎのようだ。
今まで楽しくはしゃぎ回ってた子ども達の声は、一気に甲高い叫びとなり、蜘蛛の子を散らしたように、ばらばらに逃げまくる。

私達保護者は、その行事には参加しないので、保育所から帰ってきた子どもからその話を聞くしかないんだけど、大体想像できちゃうからおもしろい。
そして、この保育所での節分の行事の数日間(数日しか持たないのが、こどもだなーと思うんだけど 笑)は、先生や親の言う事をきちんと聞いて、歯磨きしたり、給食を残さず食べたり、おもちゃをお片付けしたりと、お利口になるみたい。

後から聞いた話。
保育所の看護師をしていた友人がいるんだけど、うちの市の保育所の鬼は、相当怖いと言うのだ。
紙で作った鬼のお面とか生半可なものではなくて、どこかの旅先の温泉地で購入してきたような、なまはげを思わせる本場の鬼のお面(そりゃ、大人も怖いよ・・・・ (;´д`)ノ)を装着し、鬼の髪の毛も毛糸ではなく、ロン毛のヅラ。
ポンポンを作るようなビニールの紐で腰巻を作るのではなく、なんとそれも藁や縄で作ってると言うのだ。
本格的、と言うか、先生、子ども相手に悪趣味なのでは・・・・・。
とも思ったけど、この節分の思い出、実は今でもカンチの心に残っている。
記憶はところどころだけど、とにかく「鬼」が怖かったのだと。

そう言えば、小学校に入学して初めての節分のとき、図工なんかで鬼の絵とか書くでしょ、そんな学校の話を聞いてたら、「学校には、もう鬼けえへんやんな」と、顔を引きつらせながら言ってたっけ。
そして、この親子の会話は、同じ保育所出身のどこの家庭でもなされてたらしい。

でも、自分が子供の頃を思い出しても、そうだもん。
豆を外へ向かって投げたとき、早く窓を閉めないと本当に家の中に鬼が入って来そうで。
こんな関西でもそうなんだから、本場なまはげの町の子ども達は、相当な思い出を胸に、成長していくんだろうなあと思う。
テーマ:保育園児日記
ジャンル:育児