しかし。
ログインするのめっちゃひさしぶりだ。
管理ページも斬新になっててびっくり!
もう4月も半ば過ぎ。
大半の桜が葉桜になってきた。
今年は開花が早かったので、入学式に桜はどうかなあと思っていたけど、きれいに咲いていた。
中学の入学式は、朝から大雨だった。
3年生になるカンチは、準備にも後片付けにも行かず、体育館が空く午後から部活の練習に出かけていった。
小学校の入学式はその何日かあと。
隣のやんちゃざかりの友人のムスメも晴れて新1年生となり、かわいい洋服で入学式に出席したそうだ。
おめでとう。
友達100人目指すのだぞ。
3月31日まで保育所に通っていたカンチ。
卒園式は、確か20日前後だったと思うんだけど、働いている母たちにとって、卒園しても保育所に子供を通わさなければいけない。
卒園式でわが子の成長においおい泣いていた母たちも、次の日はその余韻もなく、子供たちを保育所に送ってくる。
保育所に通う子供たちにとって、本当の卒園は3月31日なのだ。
さびしく、そして思い出深く。
担任の先生や今までのクラスでお世話になった先生たち、所長先生にお礼とお別れを告げ、最後のお迎えを済ます。
あ〜。
明日から小学校なんだ。
そのまま学童保育に登校だもんな。
学童保育は、小学校の中にある。
入学式もまだなのに、学校ヘ行かすのか〜。
卒園の記念に、母たちと一緒に思い出の記念品を買いに行った。
その記念品のひとつ、ぷーさんのお稽古バッグに、色鉛筆や落書き帳など、カンチと一緒に用意する。
そして、一番大事なこと。
家の鍵を開けて、一人で留守番すること。
手芸屋さんで売っている太いブルーの紐に、家の鍵を通し、カンチの首にぶらさげてやる。
「あんたの大事な、家の鍵。なくしたらあかん。おうちに入れなくなるよ。」
「家に帰ったら、すぐに鍵を閉めること。」
「ピンポン鳴っても、家の鍵をあけたらあかん。」
「お母さんも早く帰るようにするから、学童から帰ってきても、自転車に乗って一人で友達の家に遊びに行ってはいけません。」
小さなカンチに、いろんなお約束をしていたのを思い出す。
そして4月1日。
近所に保育所からの友達も2人いて、3人でそろって登校した。
それぞれの母は、仕事があるというのに、1時間遅出にする。
みんなそろって第一子なもんだから、心配で心配でたまらないのだ(爆)
徒歩5分という近さなのに、小さな3人組がじゃれあいながら小学校の門をくぐるまで見送っている。
「大丈夫なんだろうか。」
「いや、行きはよくても帰りが心配。」
「一人でお留守番できるんだろうか。」
「私は4時に仕事から帰ってくるから、うちに遊びに来させてくれたらいいよ。」
神様のような一言に、遠慮もしないでお願いした、あの日。
懐かしい。
しばらく学童に慣れた頃。
私も仕事が早く終わり、カンチの帰りを待っていた。
5時になっても帰って来ず。
5時半になっても姿も見えず。
すっごく胸がどきどきする。
家の外に出て、小学校の方を見ていた。
すぐに、小さなカンチが、校門を出る姿が見えた。
ほっと胸をなでおろす。
「あんた、何してたん?心配するやん。遊んでたん?」
「ううん、ちがう。Sちゃんが泣いててん。」
「????。お母さんお迎えに来なかったん?」
(Sちゃんは少し遠いところから通っていた女の子。保育所時代の同級生だ。しっかりしていて、あまりめそめそするような子ではない。)
「ううん、お迎えに来たけど、いつも5時やねん。お母さん早く迎えにきてほしいって、いつも泣いてるねん。」
「わーそうなんや・・・。寂しいんやねえ。で、あんたは何してたん?」
「Sちゃんが泣くから、一緒にいててん。カンチが帰ったら(当時はカンチは自分のことを名前で呼んでいまスた)Sちゃん寂しいしかわいそうやん。でも先生が、カンチ君もお母さんが心配するから早く帰りなさいって。」
「そうやったん。でも、他のY君やM君は?」
「先帰った。」
「なんであんたは一緒に帰れへんかったん?」
「だってカンチが帰ったら、Sちゃん一人になるんやもん。」
やさしいなあ。
なんてやさしいんだろう。
なんて、やさしい子なんだろう。
このまま、純粋なまま、大きくなってほしい。
親ばかなことを想って、少し涙が出た、あの日でした。
いっぱい、ぎゅっと抱きしめたのを覚えています。
Sちゃんとは、あれから何度か同じクラスになりました。
そして、中学3年生になった今年、また同じクラスになっていました。
私は小学校の前を通って仕事に行きます。
ランドセルのほうが大きいような、小さな新1年生たちが行きかいます。
そんな姿を見ていると、ちょっと、8年前を思い出しました。
小さなカンチの思い出です。
さて。
彼は今も覚えているのでしょうか・・・・・(笑)
葉桜も、もうすぐ終わるなあ。
今年は、中学生活最後の年。
部活だって、あと3ヶ月ほど。
試験ばっかりの1年。
兄さん、がんばってや。
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