--.--.-- --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | |

2005.08.22 00:21

朝は晴れていたのに、次第に曇り空になり、職場に着く頃には雨が降り始めた。
入院さんも落ち着いており、赤ちゃんの黄疸も強く出ず、退院できそうである。

医療行為ができない助産師にとって、助産院で産まれた赤ちゃんの生理的黄疸が強いと、治療のために、医療機関に搬送しなければいけないと言うことが起きる。
生理的黄疸は、血液型不適合黄疸と異なり、予防しようと思えば、生理的範囲内でおさめることができるものである。
黄疸の値を上げないように、ときにはミルクを飲んでもらって排泄を促したり、日光浴をおこなったりして、私達は予防する。
産婆さんと呼ばれた時代の先輩からの、知恵である。

しかし、自然分娩っていうのは、いつも驚くことばかり。
医療機関で勤務助産師として働いていた頃は、お産にはつねに医療の手がかけられていた。
そして、私達は「取る」だけ。
医師の下でしか、お産を介助することができなかった。
しかし、そのおかげで安全にお産が運んだメリットも、もちろん多い。

でも。

赤ちゃんが元気で、お母さんも元気であれば、人間の身体に備わっている、動物本来の「産む力」が、発揮できるはずだ。
陣痛が弱くて分娩停止になるかもしれない、赤ちゃんが大きくて経膣分娩できないかもしれない、と言う異常の早期発見の観察ポイントは掲げられても、結局、弱い陣痛でもじりじり進んで行くのだ。
弱くゆっくり進む事で、赤ちゃんの応形機能ができるのだ。
今回のお産は、信じて良かった、と思った。
赤ちゃんもそれに応えてくれたかのように、元気に産まれて来てくれた。

こんなときは、一晩付き添って良かったな、と思う。
長い長い陣痛で、お母さんも赤ちゃんも、よく頑張ってくれたなあ、と思う。
産まれてきてくれてありがとう、と思う。

スポンサーサイト

テーマ : マタニティライフ - ジャンル : 育児

| お仕事のひとりごと | コメント(0) | トラックバック(0) | |

この記事へのコメント

コメントを書く

管理人にのみ表示

↑ページトップ

この記事へのトラックバック

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

↑ページトップ


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。