深夜でお産の入院を迎え、陣痛の加減から少し長引きそうなお産で、それでもお昼前には産まれるかなと予測していたけど、元気に産まれたのは夕方近くだった。
「みんなこんなに痛いのかな」
「もう産みたくない」と、精神的にも不安定にだったけど、お産が進んでくるにしたがって、すごく気持が前向きになられて。
しっかりと、お産に臨んでおられました。
長引いたお産だけあって、お母さんの気持はどれほどだっただろう。
もう数え切れないほどのお産に立ち会っているけど、私はお産でちょくちょくもらい泣きをしてしまう。
目頭が熱くなり、じーーんとしちゃうのだが、今回は別だった。
何だかすごく涙が出てきて、止まらなかったのだ。
思わずティッシュでぬぐったほど。
家族やお母さんの前で、ちょっと恥ずかしかったなあ。
入院から、初産の彼女は少しパニックになっていて、それでもねぎらいの声をかけ、腰をさすったり足をマッサージしたり、呼吸やリラックスを促し、夜中も昼も付き添った。
お産は少し長引いたが、それでも問題になるようなリスクは何もなく、後は彼女の気持次第だった。
私はただ、受け止めるだけ。
辛い気持も受け入れるし、怒りの気持だって受け入れる。
決して無理に励まさないようにしている。
お産って、本能で行われるものだから、今まで生きてきたその人の経験や想いがすごく入り混じり、いろんな感情が表へ現れる。
今まで抑圧されていた感情こそ、出てくる。
お母さん達は、これから人生を進んで行く。
家族とともに、だけでなく、自分の人生だ。
そう思うと、受け入れずにはいられなくなる。
自分がそうだったように。
そして、今もそうであるように。
お母さんは自分からおっぱいを吸わせたい、と言い出した。
幼い年齢の彼女は、しっかりお母さんの顔になられた。
長い時間、お母さんも赤ちゃんもよく頑張りました。
本当におめでとう。
我が子をかわいいとさえ思ってくれれば、私達は本望です。
| ホーム |


MOKKさん


