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2005.05.08 17:34

何とか国立病院付属の看護学校に入学でき(国立と言っても、大学と違うので、偏差値は雲泥の差です・・・)、私は寮生活も始めました。
全寮制ではなかったのですが、臨床実習が始まれば、ちょっと実家から通うのはしんどいかなと思ったのです。
寮生活の初日は、先輩達も歓迎会をしてくださり、とても楽しかったのですが、次の日からなんとホームシックにかかってしまったのです。
母から様子を伺う電話がかかってきた時は、涙をこらえるのが必死でした。
寮生活はそれなりに楽しいけれど、親と離れて暮らすと言うのが初めてだったので。
「そっちは寒いから風邪ひかないように気をつけなさい。」
・・・この言葉は今も覚えています。
両親に心から感謝したときでもありました。

ホームシックがおさまると、寮生活はだんだんパラダイスになってきます。
看護学校の3年間を振り返ってみると、実習のしんどさよりも、この寮生活の楽しかったことばかりが頭に浮かびます。
私にとって、とても良い経験でした。

寮生活での食事は、付属の病院の一般食を、学生にも出していただいてました。
日曜日は自炊でしたが。
でもおいしいおかずのときは良いけれど、やはり「これは・・・」と言うおかずの日もあります。
私は好き嫌いがあまり無いので、割と食べるほうでしたが(夜中にインスタントラーメンは、良く食ってたけど)友人の中には、白いごはんにマヨネーズとしょうゆをぶっかけて、ごはんをかっ込んでる人もいました。
食パンにマヨネーズを塗って焼いたり(自称マヨパン)いろんな食事背景を目にしていました(笑)
でも、ほんと楽しかったです(^^)

楽しい寮生活とは裏腹に、臨床実習は「しんどい・眠い」の一言しかありませんでした。
(でも、助産婦学校に比べたら、へでもなかったのね・・・)(←へ、だなんて)

今は随分とカリキュラムも変わりましたが、私たちの頃は、1年生の秋から実習が始まりました。
それまでは机の上の勉強ばかりですが、これからは机の上のみならず、実践を通して、看護学を学んでいくのです。
実習に入る前に、看護学生ならみんな待ち遠しい「載帽式」があります。
ナースキャップを初めて頭にかぶらせていただく、神聖な式典です。
コレがあって初めて「看護婦」という職業の責任の重さを痛感するのです。
ナイチンゲール誓詞とともに!!
でもそんなことより、私たちはナースキャップを身につけた喜びでいっぱいです。
恐怖の実習が待っていようとも想像できずに・・・。

最初ナースキャップは、自分たちの頭にしっくりこず(自分で組み立てるので)小さいのはまだ良いほうで、大きくて「ええ!?」と言うようなスタイルになったり、ゆがんでかぶったりとしているのですが、実習をこなすにつれ、だんだんと格好良くかぶれるようになって来ました。
(今は特に大学病院などでは、ナースキャップの清潔の是非について疑問があり、身につけない病院も多いですが)

1年生の基礎実習とは、患者さんのお熱や血圧を測ったり、環境整備やベッドメーキング、清拭や洗髪や排泄の介助を、実際の患者さんを通して勉強するのです。
(もちろん学校で学生同士で練習してからです。)
基礎実習を終え、2年になると週の2日が実習日(各論に入るので、外科とか内科とか小児科などを回ります)3年生になると夜間実習や手術室実習も入り、週の半分以上が実習日になります。
国家試験勉強もしなくてはならないし、卒業するための卒論だって仕上げないといけません。
実習をこなしながらです。

実習は現場に行って、体験して終わりなのではなく、その後の「看護記録」(日誌と呼ばれるもの)を書かなければいけません。
それがとてつもなく、時間がかかるのです。
実習の目標・それが達成できたかどうか・受け持ち患者さんの疾患の勉強・薬の勉強・その疾患に応じた看護・症状に応じた看護・それが出来なければなぜ出来なかったのか・では次はどんな看護を考えるのか・その患者さんにあった個別的な看護とは・・・などなど、書き出せばキリがありません。
看護婦と言うのは、医師の手伝いをするのではないので、独立した「看護学」と言うものを考えていかなければならない職業です。
また患者さんの疾患(体の問題)だけでなく、精神的な看護も大きな仕事のひとつです。

とにかくへとへとでしたが(もちろん、サボりも少々あり)私はなんとこの3年間を皆勤で過ごすことが出来、卒業式には皆勤賞として広辞苑を頂きました。
お、おもい・・・。
しんどいことも辛いことも、こわいことも腹が立つことも多かった看護学校生活ですが、同じ夢を持っている友人たちと支えあいながら、楽しい3年間を過ごすことが出来たと思います。

そして卒業式が過ぎると、助産婦学校に入学すること決まっていた私は、寮も出、実家に帰ったり、看護婦として就職するクラスメイト達と別れを告げたのでした。
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テーマ : ナースのお仕事 - ジャンル : 就職・お仕事

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